板橋での高架下探検隊

昨日の、板橋での高架下探検隊についての、
大澤の写真日記です。可視化したらどうなるか、
このあと解析した結果を追加して書き込みます。


DSCN0115: Tさんが来るのを待つのは自分と吉田さんの役割ということで、狭い店舗内に、8人ぎっしりと、向かい合って家庭的に呑み始めた。自分は途中でTさんを迎えに行く予定。変なおっさん、と思ったら、テレビにも月に2度くらい出ているという。本当だろうかと思うが、あまりテレビを見ないので検証不能。男、おっさん二人でやってる小さな居酒屋、と思って怪しいと思ったら、途中で奥さんらしい人が出てきて少し安心した。突き出しのウツボが、すこぶる旨いので、2度お代わりをした。冷蔵庫から出したウツボの身が、少しグロい。

DSCN0116:ボンボリ提灯が並ぶ、何かの祭りかと思う。板橋のローカルな店舗が仲間どうし、狭いところで連携してひしめく感じに活気がみなぎる。この裏に、なにか黒幕がいたりすると面白い。


DSCN0117:以前、吉田さんと来た昭和という居酒屋。結構ご高齢の女性2名が、濃い化粧をつけて給仕をしていた。ビールもホッケも、一人前100円という安さ。埃っぽい記憶があるが、やはり少し高齢の客4名ほどで相撲を見ていた気がする。洞窟のような印象。


DSCN0118:洞窟といえば、この暗い隙間の向こうに、赤い提灯が彼方に見える様子。手が届かないようで
いて、簡単に手が届く感じは、隔靴掻痒の反対で、どういう表現が合うか見つからず。

DSCN0120:この店はカラオケバーらしいのだが、ここも閉まっているように見える。ちょっと入りづらい、ここまでヌイグルミがあると。猿が増えただろうか。

DSCN0122:建物の隙間に入口、といった感じのスナック。黄色いドアは、暗がりでも目立つ。狭い路地に、水が打たれているようなのは何故だろうか。乱暴な水の打ち方。

DSCN0123: あれ?まっすぐ、隙間のような路地の遠くまで見通して撮影したつもりだが、下の方しか映っていない。何か、気になることがあったのかと思うが。。。

DSCN0124: 奥まった角に、寿司屋の明かりと提灯が光る。近所から、草履でいきたくなるような感じの店だが、この写真には、なぜか空気に漂う色香を感じる。

DSCN0128: 狭い路地。自転車が、壁に寄り掛かる。この路地に人通りがあるわけではあるまいが、鉢植えが塀にかけられている。この路地に、生活感がある。スポーツサイクルではなく、買い物のできるカゴのついたチャリが2台と、気のえらにかかるビニールの用途の関係が、自分には分からない。どんな生活のシナリオが潜在しているのか。

DSCN0129: そういえば、自転車の種類が多い気がする。これは折りたたみ式のスポーツサイクル。よく盗まれないよなー、これで。・・・と、フツー、この写真だと光の色だろ、と考え直す。自分の着目点はやっぱり変だ。そういう目で見ると、右側のスナックの集まるボードのネオン色よりも、左側の理髪店の光と、その発信者たる理髪店さんの看板が電柱に隠れているところに、人の気配をひっそりと感じる。

DSCN0130: 先ほどの寿司屋の横を戻ってきた。さっきとは違う角度から撮影したら、今度はまた自転車が主役になっている。この自転車は完全に買い物自転車。

DSCN0132: 駐輪、駐車、バイク。ふつうこの順番だろうか。よほど怒っているのだということが良く分かる。略字を使う意図はなさそうだが、駐輪の「輪」の時に、横線が一本不足。それで分かるので十分という、キップのよさが爽やか。その張り紙を破った人がいるのか、自然に破れたのか。わざわざ破るならもっと完全に引き裂くだろうが、その時は誰かが破る姿を思い描いた。

DSCN0135: 昭和という店の前に戻ってきた。「ぜーんぶ」100円だったのか! えっと、そうだっけ・・・ と少し疑うが、なんとなく信じる気になった。それにしても、この看板はどう見ても特注のはず。他に 「ぜーんぶ」100円の店など、ほとんど無いだろうから。だとすると、あの高齢な女性の店員が発注をしたのがこのセンスだろうか?


DSCN0139: この平家というラーメン屋、というか中華料理屋が迫力。ちょっとエグさを感じるくらいボリュームもあるのだが、安く、味も悪くない。

DSCN0141: ホルモン焼き屋が、結構多い。このように、赤提灯のぶら下がった店が多い。ドアを開けると、なかなか艶やかな女性店員が厨房で働いていた。で、「今日は予約でいっぱいです」と断られてしまった。えっと、この店だっけ本当に?