きたせんじゅにきた

 堀切・関屋から南千住、南千住から三ノ輪橋三ノ輪橋から北千住に来ました。 他にも千住大橋など横切ってはいます。 日光街道を進み、もう19時になってました。 道路両脇、歩道の透明ドーム状屋根が延々と続いてます。


 進むと北千住駅ビルにドンとぶつかります。 ボリュームがあります。 常磐線、千代田線、日比谷線東武伊勢崎線でしたか、多くの路線により地域利用者の多さを感じさせます。 駅ビルに違いはありますが、上空通路は大宮や宇都宮にも似てるな。 新宿西口では、通路の繋がっている先の規模が違いすぎるな。 田町のは小さいし。 付近のビルには大型ビジョンもついて活気を感じますね。

 千住に来たのは幾つか理由があって、ひとつは先生と「隙間」探検を開始する際、「派手目なら六本木・赤坂、地味目なら巣鴨・千住なんかどうですかねぇ。」と進言した事がある。 二つ目に4月だったか、KKEちゃり部の皆さんと荒川河川敷くだり木場まで走り、千住を通り過ぎた経験がある。 三つ目に先日、形学会で先生の発表を聞いて、活動に興味を持ってくれた新領域の学生さんが、千住で良く呑むと言っていたのが、行動とその意思決定の引き金になった感じ。

 駅に向かう商店街どおりの途中、駅よりの十字路です。


 宿場町通りと本町センターです。 共に荒川、隅田川の手前までまっすぐ線路と日光街道と平行に走っています。 北千住は、河川に挟まれ盛り上がったような独特の地域です。 ある種、孤島のようにも思えます。 堀切、関屋、牛田もそうですが。 二河川の隙間町。

 宿場町通りのお店です。

 古い店舗に左官ペンキ仕上げ、2階看板裏照明の光に板のつなぎ目地が、ボぁっと浮かびあがった感じがいいな。 階境目の横ラインの反射板も間接光を演出している。 新しいというより、古臭くないといった感じで落ち着きがありますね。


 付近、店舗路地が多い中の1つ。 右手鎖看板にダーツのマークがあります。 少し、入ってみると。 横長の掘り込みのメニューにはお好み・もんじゃ? Barでは無いようです。 

 本町センター側に戻り進みます。

 2mから4m幅の道路がありますが、2m路地でその先は住宅しかないだろうっていう手間に必ず、1軒位は食事処があります。 お好み焼きのお店も結構ありますね。 

 センター沿い、情熱ホルモンです。 しつこいほど明るいです。


 南国酒家のようなタイトルのダイニングも目立ちます。 木製の扉の細工が気になります。 ガラスのはめ込みとか、集成材かマモノか。 昼光色が少しが強くないかな。 写真のほかにも狭い路地沿いにcafe系Barなどもあり、また足を運んでゆっくり探検したいです。 自転車疲れです。(運動不足。言い訳です。) 

 北千住駅の近くの繁華街です。 ロータリー付近まで行けば、パブ・クラブ系のお店も見られます。 焼肉もちらほら。

 上空に見える丸井のマークが自分と駅との位置を確認させてくれる様で安心です。 でも、通路自体は見通しが悪く、抜けられるのか心配。 灯もちょぼちょぼ。 左手になにやら。


ポスターがずらり。 大正ロマン・昭和モダン、建築家のポスターもあれば、ガンダムやらヤッターマンが貼ってある。 おもには、お芝居、ミュージカルかな。 時代というか、文化・風潮を映しているのかな。 看板は提灯ではなく灯篭?だろうか。 なんて言えば、正しい表現だろうか。

 昭和モダン飲食店。 狭い店内です。 カウンターにソファー席が置いてあります。 アコースティックギターも置いてある。 ヒッピー族の名残? 違うかな。 ここで今度、紅茶が飲みたい。 電気ブランとか置いてあるのだろうか。 ミステリアス。

 向かいにジンギスカン赤口、丸い看板がいいな。 観葉植物に原色のコンストラクト。 個人の好みによるけど、お肉とは逆のさっぱり感のあるデザイン。 白い暖簾がなびいている所に清潔感を感じる。 ある種、暗い中での隙間じゃなかな。
 
 ロータリーへ戻り、駅地下通路を潜りぬけ、反対口へ。

 学園通り。 進むとお食事処 明日香

 格子壁の箱です。 入口が、ぼうっと光ってます。 昼間は格子木の色が綺麗なんでしょうね。 最近、こういうの寿司屋なんかでも目立ちます。 本来、法的規制もあるのですが、防火性能の技術向上も後押ししているんだろうな。


 個人的にこの町の「地味に思えた印象」と「開発が進んだ新しさ」をどう解釈するかな。


 又、5時半くらいから来てみたいです。
 
撮影日090816:P3A 吉田