No Man’s Land

(先日、ネットの調子が悪く写真のアップが不完全で終わったので、それらを追加します)

終了真近ですが、本当は先月末までだったのが、延長された展示です。画廊の人から話は聞いていましたが、すっかり忘れていたのを朝日の夕刊で思い出しました。フランス大使館が隣に引越ししたので、もとの建物を壊す前に、建物二棟をフルに使ってインスタレーションなどをそこでしています。

500円のパンフかメモになるパスポートを買って(強制ではないが、寄付と称している)門を入ると、いきなり、こんな感じのペインティングなんですが....

建物の中に入ると、赤くペイントされた階段に大きな「鼻血」の展示(女性は展示ではありません)、


廊下一面にペインティングやインスタレーション


大使館で使っていた什器を用いたと思われるインスタレーション

フランスパンに国旗の色(ホワイトバランスが悪くて少し黒っぽい色になっていますが、本物は鮮やかな色です)でのインスタレーション

トイレへのインスタレーション(廊下までインスタレーションがはみ出ているのでわかるかと思います)、

Hiromixインスタレーションした部屋、部屋中を使った絵とペインティング等、結構楽しめますが、


おっと... と思うのは、↓です。

壁の向こうから何か話しているのが聞こえています(写真では当然、聞こえませんが)。壁(板)のすきまからはかなりがんばらないと向こうは見えません。が、こんな感じで黒いところに頭を突っ込むと(覗き込んでいる自分の姿は撮影できないので、全く知らない客を撮影しています)、

こんな風景が見えます。

フィラデルフィア美術館にはデュシャンの畢竟の大作である《遺作》


がある(流石に、移動できないので、日本で行われた展覧会ではビデオインスタレーションになっていました)のですが、そんな感じ?? ですかねぇ..... すきまからの peeping は人間の本性?? ちなみに、個人的には、マネキンか何かで人が話している風景になっているともっといいかなって思ってしまいましたが... まぁ、人ではなく、スピーカーだったというオチなのかも知れませんが.....
ちなみに、昔の守衛所はカフェになっていました。一枚一枚丁寧に焼いているので、結構人が並んでいました。



18日までと書いてありますが、月曜から水曜は休みなので、実質、13,14,18ということになるかと思います。ここに掲載した以外にも結構面白いものがあるので、時間があれば、ご自分の目で確認することをお勧めします。