浅草橋付近探検記

写真は後日アップしました

先ず、指令の通りに書くと、
私は普段会えない人とのコミュニケーションを求めてここに来た。

幸い、事前に普段よりは多めの人が来るとの情報があったのもあったし、いつもはオトコばかりなのに、今回は女性の参加もあるとのことなので、かなりわくわくしながら..... いつもとは違った軽やかな気分で

ただ、浅草橋だけのためにいくのも面白くないので、その前にどこにいこうかなということで..... レンピッカ、小野竹喬、モンゴルは既にいったしなぁ....奥村をしている山種はちょっと遠いなぁ.... なんて思っていると、ブリジストンがいいいぁ... そばになかなかいけない(土曜5時に閉まってしまうので)ギャラリー・ショウ(http://www.g-sho.com/)もあるし.... ちなみに、何をしているかは知らなかったのですが、いってみたら、今回は Guido Argentini による nude の写真でした(〜5.15)。 写真ですが、結構美しく構成されていました。ここは、masako とか若い画家の絵をかなり扱っていて時々いくのですが.... 言い訳ではないです。
さて、もう一つの目的であるブリジストン美術館ですが、美の饗宴・東西の巨匠たちというタイトルでコレクションによるテーマ展をしていました(〜4.11)。九州のも含めた石橋財団保有の絵で西の画家に影響を受けた東(日本)の画家といったコンセプトで展示がなされていたと思います。見慣れた絵を再構成といっても、絵の展示場所は、特に現代ものに関しては大幅に変わってはいないです。当然のように、山下とルノアールが並んでいたりですね。東西は抜きにして名画展としてみても面白いと思います。残念ながら、今は次の企画になっています。今回は印象派なので、更に見やすいかも知れません。
さて、ここを出ると高島屋が目と鼻の先にあります。6時までは時間もあるし...ってことで、人によってはキャバレーとも言う、真っ赤なル・カフェ・ドゥ・ジョエル・ロブションで時間をつぶそう...なんて.... 本来は淡泊なビールのために作ったチーズケーキみたいなのをコーヒーとのケーキセットにも出来るとかなので、それにしてもらって、英気を養って...

ここから浅草橋はすぐとはいいながらも余り長居は出来ないなぁ... ってことで、適当に切り上げて... 電車でいっても良かったのですが、まぁ、歩こうかってことで、ぷらぷら東京駅から少し遠い細い道を歩いていると、古い建物が寒そうに残っている隣で開発が行われていたりしています。



更に、何か面白い所あるかなってカメラを持って歩いていたのですが、このあたりは? つまらないですね... 遠回りして、馬喰町とか小伝馬町とか通ったのですが、桜がつつましく咲いている細い道くらいが撮ってみようかと思ったくらいですね。時間的にホワイトバランスの悪い写真になっていますが...

で、急がないといけなかったのですが、つい、白を基調にしたきれいなギャラリーを見つけてしまい、入ってしまいました..... ガラス張りの概観で、展示場所は階段を下りていくタイプで、デザイン的にも美しいし、非常に入りやすい。名前は TARO NASU (http://www.taronasugallery.com/)です。写真を撮るのを忘れたので、それが入っているビルがどんなものかは、http://allabout.co.jp/gourmet/cafegohan/closeup/CU20081201A/ で確認してください。もしかしたら、高架下テーマに関連あったかも知れません。あと、興味あったのですが、流石に、2軒目(Foil)はやばいと思って入っていません.... そのうち。さて、話を元に戻して.... まぁ、30分も探検すればいっか.... ここも探検だ!!! とか思いながら。そこで見つけたのが、Djordje Ozbolt の作品です。両親が建築家で、本人も最初建築をしていたらしいのですが、あとから画家になるために、大学にいって、40くらいに卒業したとギャラリーの人がいっていました。多分、http://www.303gallery.com/artists/djordje_ozbolt/ でも作品は確認出来ると思うのですが、古典からの引用らしき絵かなと思うと、あそこにあったのは、猿が糞をぼこぼこしている絵とか、更に、上記ページでは分からないのですが、裏に抽象的な絵が描かれていて.... 表の絵と関係があるのかどうかは判りませんが、面白い。としているうちに、おっと、もう6時半だ.... 流石にやばいぞ!! 浅草橋の駅に着いたときは既に、6:45.... OK まぁ、15分もあるぞ!!!って思いながら.... うーーん、難しい街だなぁ... 花火は遅いからもう見つからないなぁ.. これ(↓)は浅草橋っぽいかな??

更に歩いていると、おっと、アルザス料理の店(Gentil)を見つけた(写真右側、左は居酒屋)!!

今日は、別件があるので、ってお店の人にいって店の name card だけ貰って... そのうちきまーーすねなんて。うーーん、高架下というコンテキストでの期待の街並みは見付からない... これくらいかなぁ??? 廃校になっているのに、災害時の避難する場所になっていて、立入禁止って厳重に閉まっているなぁ...

最近読んだAmanda Ripley の「生き残る判断生き残れない行動」をちょっと思い出しながらその前をそそくさに歩き、東口へと向かう。ん?? ここに立ち呑みが... 多分、今日はここなんだろうなぁ.... 写真はその時でいいやって思っていたら、駅には大体人が集まっていて、案の定.... あの店ね。かなり歩いたから立つのは.... っていっていた方もいましたが....

そうそう、鉱石の店が多いという件ですが、私はこの辺りは中国の人が多いのかなって思いました。マレーシアでもそうでしたが、中国の人って幸運とか金運とかいって、あのようなものを家に飾っていたので。

ちなみに、ぱにゅうさんは余りの客の多さに小野竹喬に入らないで、工芸館のみいったそうですが、非常に残念なことをしましたね。実は、本館の常設が結構頑張っていたと思います。まぁ、こっちは、まだしていると思うので、頑張っていってみて下さい。それと、近代美術館と工芸館の間にしだれ桜が良かったのは1本くらいでしたが、咲いていました。それとともに、公文書館にいくべきだったと思います。ここは入場は只ですし、結構面白い企画をしています。今回は、旗本御家人II で彼等の休暇届けとか、ロシアの択捉あたりの領有の駆け引きとか面白い資料がおいてありました。

最後に、
来てみて、アルザス料理の店があるのが、私にとってこの場所の魅力だけど、まさか、花火を仕入れる訳ではないので、ここだけにくる訳にはいかない、結局、何かを他でしてからかここに来るというのが、欠点かも... と感じた。
しかしながら、ここに住んでいる人には、JRと都営が交差しているというかなりの利便性のある駅である、別に観光客に来てもらわなくてもいい、仕事をしていればいい、静かな方がいいとなると、このままでいいのかなって感じです。