浅草橋探険(都合S)(by 吉田隆久)

 浅草橋です。 
 吉田は蔵前で下車した事はあるのですが、ここは初めて来ました。
 車かバイクで通ったことは、記憶に無いです。


 広い通りに並ぶ、ビルの隙間から、人形屋の看板が良く見えますね。 蔵前や両国の印象から、花火に相撲に日本人形。 魂って感じ。 大和魂では古すぎるけど。 秋葉原も近い事も念頭に加えると地域特色のバラエティは豊富だな。 


 碁盤の目に様な区画。 商店街から、その内側の居住区へ。 狭い通路だな。 シャッターを閉める兼用住宅も多い。 ここら、元は何を営んでいたのだろうか。 人形工芸品だの工場、作業場だろうか。

 隅田川へ続く神田川の屋形船屋です。 ちなみに2時間30分で1万円以上だそうで。 川に映る提灯が、いいですね。 そろそろ終る桜の寂しさを忘れて楽しめそうな感じがします。 付近には少し、住居マンションも見られますね。 
 付近の人形屋は「吉徳」です。 顔が命の! 建物と言うか、ブルーレイのような看板画面です。 久しぶりにこういう人形の顔を見て、何かご利益があるんじゃないかと思っている馬鹿は私だけでしょうね。 良い守護霊でも舞い降りて来るのではないだろうかと思いつつ。  


 すごい梁というか、顎だ、顎が出ています。 海水に侵食されたかのような反りを見せています。 真っ暗ですね。 高架下に沿って歩いてみると、古い建屋が入っています。 寂れた感じが、残念ながら、私には少し怖いな。 壊して屋台村や屋台を開ける衛生許可を貰えるスペースでも考えた方がいいじゃないのかな。 街並みを壊したってほどでもないと思う。 火事・放火が怖いから、少し整備した方が良いのでは? でも、魅力も半減してしまうだろうか。

【Ex.1】
 私は「日本らしさ、風情」を求めてここに来た。 この場所に来ようとする私を妨げるのは、「自宅よりの交通便」と「趣味的な買い物をする場所でない事」だ。 来てみて、「大通り(江戸通り)の街並みの発達具合」と「その大通りの見通しの良さ」がこの場所の魅力で、「街路樹の少なさ」と「区画内へ引き込む道路の狭さ」が欠点だと思った。 もしこの場所が「駅のない街」であれば、「秋葉原の家電業社」は「花火や日本人形の問屋倉庫を家電在庫や修理センターを作り車交通(主体)の街となる」だろう。 
【Ex.2】
 私は「浅草橋、特有の食物・料理」を求めてここに来た。 この場所に来ようとする私を妨げるのは、「自宅より自転車では距離がある事」と「浅草へ行ったほうが楽しそうだという先入観」だ。 来てみて、「神田川の屋形舟」と「日本人形の看板の雰囲気」がこの場所の魅力で、「大通り(江戸通り)の交通量の多さ」と「高架下の暗さ」が欠点だと思った。 もしこの場所が「居住区」であれば、「流通業社」は「高架下や駅付近に中規模のショッピングセンターかストアーを計画した」だろう。
 

 上記の二つの都合シートを書いてみました。
 吉田はリバーフロントの事に触れたいはずだったのに、何故か、そこらに対する言葉が少なかったですね。 暗かったので、屋形船乗場付近で河川沿いは攻めなかったので、当たり前か。 



撮影日100410【第9回in浅草橋】:P3A 吉田