新橋、いのー式でいのべーしょん。

 少し早めに探険開始です。 烏森口から、宝くじ売り場が目に付く新橋ビルの横を西新橋方面へ進みます。 個人的に、6年前くらいにこの辺りによく来ていた事があり、慣じみの感覚が私の中に少しだけあります。 


 歩数を数えるのに足元を確認します。 横断歩道の手前からです。
右手は、駅、新橋ビル沿いにSL広場です。 何故か、あの広場は古本市場がいつも開かれている印象があります。 中高年の街と言う印象から? 私の20歳前後の記憶が、何故かこびりついているのでしょうか? 広場の近くに行くとそういう屋台テントを捜したくなります。これは、先入観でしょうか、只の遠い記憶でしょうか。 それはさておき、新しいデザインのファミリーマートを目印に進みました。 25歩+140歩で交差点を渡り、FMです。 更に進み左折しました。

 新橋3丁目の交差点です。 ・・・いかん! 飲み屋街から離れすぎたようです。 戻らねば。 160歩も来た。 私の歩幅が50cmであれば80mです。 結構な区画幅。 間口3軒(5,460cm)程度の建物敷地幅が約6mなら、13軒建物がある事になります。 でもここは新橋、そんな小さなビルばかりではありません。

 新橋3丁目の交差点を左折、JR線路方面に120歩戻り、左折です。
 四角く綺麗な区画ですね。 駅近の地価は250〜300万円/坪じゃなかったかなぁ。 銀座に行ったら500万円越え、狭くて小さいから売りづらい敷地で400万台位だったと記憶してます。 6〜8年前の記憶なので・・・自信が無いな。 



 先ほどのFMや新橋ビル方面へ、ずんずん進みます。 このずんずんは175歩+130歩です。 新橋ビルの低層部分の白いタイルが突き出たようなブロックのカーテンウォールを見ていると、先を急ぎたくなる。ずんずんと。 そして気になるSL広場もみえました。 やはり、出店テントを何となく捜しつつ。 安い古本で欲しいものがないか、私はいつも、そんな事をどこかで考えているんでしょうね。 Book off大好きだし。 偶に本郷の前の古本屋も足を運ぶんです。
 プロミスのあるビルで左折。 


 120歩+180歩進みました。 途中、インド人っぽい人やカレー屋の看板を持っている人を横目に。 ほわんほわんほわ〜んと、誰かさんの顔が思い浮かびました。 
 西新橋第二交差点着。
 本日の伊能式、初の右折。
 ・・・・携帯が○守さんだ。
 ・・・・携帯が王さんだ。
 駅に戻ろう。

 王さんらと合流です。
 反対口に行きたい。 日TVと銀座を見せたい。 ・・・と思ったんだが、探険ではなく観光気分に。 台無し。 失敗でした。


 道路幅が広く、オフィスビルばかり。 道路を渡るのが大変で時間を食うばかりです。 最悪だ。 銀座の入口1区画くらいまで探険したかったんですが。 時間が足りなそうです。
 昨晩、大阪の北新地も歩いたせいか、銀座にパンチを感じないです。 ど派手だったんですよね。 なんだかなぁ。 品があるのか、少し銀座も元気がないのかなぁ。 

 角度が、あまり記載できずでした。

 しかし、こんな整備された街ではない土地を様々に図り歩き、現在得られる測量精度に負けない値を出した伊能さんはすごいです。 豊臣幕府の太閤検地の値は大きく塗り替えられたのでしょうね。
 建築・都市の分野ではケビン・リンチの「都市のイメージ」と言うのが有名です。 都市空間の視覚的経験を論じるために「LEGIBILITY(わかりやすさ)」と言う新しい概念を提唱しました。 都市の各部が容易に認知され、一貫したパターンとして組織化されるかを論じたそうです。
 今回の簡易実験は個人的に大変、面白かったです。

撮影日100515:P3A 吉田(※後日、都合シートもやるかな。)