London のギャラリー

移転した Saatchi Gallery です。昔は Big Eye のそばの古いロンドン市庁舎の中にあったのですが、数年前に Tube の Sloane Sq. の側に移っていました。この前行った時は既に閉店状態でがっかりだったのですが、やっと見つけました。現代美術の宝庫? です。以前行ったときは Damien Hirst のさめのホルマリン漬けや Jake & Dinos Chapman のエロっぽい作品など、結構グロな構成でしたが、今回は、Newspeak: British art now ということで、最近のイギリスアートの特集ですね。
そんなにグロではなくなっています。建物はこんな風に、古い建物の中だけをいじっています。


建物は古いのですが、中は真逆で、いきなり入り口にこんなオブジェです....

足の下を通って中に入ると、GBP1.5 で解説を売っています。展示場には作家の名前、タイトル以外、一切情報は貼っていないので、必要かも知れません。絵はモノクロですが、一応、手にいれました。実は、後からわかったのですが、カタログを買っても絵は当然、カラーですが、絵に関する説明は書いていなかったので、必要ですね。カタログに説明をいれていないのは、解説を買う人のための考慮でしょうか? ようは、全ての人に買って欲しいのですね。比較的安価だし。カタログを買うからいいやーーーーって人はちょっと痛い目に会っているかも知れません。
さて、展示ですが、平面、立体ともに、基本的に大きな作品が多いです。

客はこんな感じに色々な角度から鑑賞しているのですが、


一応、education もあったようです。この手のものは、聞いたほうが早いですね。

それ以外に親子での鑑賞もあって、親は何を教えているのかは聞かなかったのですが、子供は画面の色々なところを指して何かいっていました。この頃から鍛えておくと、将来的に素晴らしいことになりますね。


で、普通の鑑賞者はこんな感じに解説を見ながら見ています。結構難しい顔をしている人もいますね.... まぁ、よくわからんのが正常だと思います。


でも、どんなことが書いてあるかというと、こんな感じで、普通の解説ですね。


さて、ここで問題です。これはどこまでが作品でしょうか? タイトルは It Happened In The Corner... です。